冨田ファームでは牧場で搾った牛乳を、ファーム内工房でチーズに加工しています。ゴーダチーズも モッツァレラチーズも、途中まで作業工程はほぼ同じです。まずは、共通の作業工程についてご説明します。
3分の1程度のホエーを除きます。カードをすくいとらないようにザルをあてて、柄杓で素早くすくい取ります。
全体の3分の1程度のホエーを排除した後にお湯を足し、浸透圧を利用してカードの水分をさらに抜きます。
カードの状態をみて布を敷いたザルにあけます。
重石をして、15~20分おきます。
プラスチックでできた型に詰め、重石をし成形します。
1個4キロの重石を5個載せていきます。重さが均等にかかるように、木で枠を作りました。
型詰めしたチーズは、30分おきに上下を反転させます。チーズの水分が偏らないようにするためです。
熟成中のチーズは、乾拭きしたり塩水で拭いたりといった手入れを毎日します。
室温10℃、湿度80~90%の熟成庫で2ヶ月以上過ごします。
グラムでカットし、パッケージングして食卓にお届けします。薄くスライスしてそのまま食べるのがお勧めです。向こうが透けるくらい薄く切ると、口の中でとけるような食感です。