フェルミエチーズとは自家製の生乳を原料に、その農家が全て手作りで仕上げるチーズです。
従って、生産量は極めて少ないですが、工場製チーズでは味わえない本物の美味しさを提供することができます。
原料である生乳は全て自家製ですから、自らの技術と責任でその品質を管理することができます。
そして、それぞれの農家の生乳が持つ風味を100%生かしたチーズ作りができるのです。よく管理され高い品質を持ったフェルミエチーズの味わいとともに、長い熟成を経てもなお、爽やかな鮮度を感じることができます。
徹底した衛生管理と作り手の毎日毎日の愛情が美味しさの秘密です。熟成中、チーズは毎日、乾拭きされたり塩水で拭かれたりと、作り手の愛情をたっぷり受け続けます。作り手の毎日毎日の愛情が美味しさの秘密です。
※北海道認証
道産食品認証制度。美味しさの追求のために25人の食味審査を受け、安心安全のためにHACCPのレベル5以上が要求されます。
全54品目のうちチーズでは冨田ファームと他の2工房のみが認証される。
当ファームで使用している原料乳は長年化学肥料を一切使用しない循環農法を実践して生産された有機牛乳のみです。搾乳される牛乳は次々とバルククーラーという4℃で保存するタンクに貯蔵されて行きます。貯蔵された原料乳を必要量取り出し、自主検査(味覚検査)と北海道検査協会(佐呂間町にある)にサンプルを毎日運んでもらい検査を受けています。その検査をクリアーした原料乳がパステライザーで65℃30分の低温殺菌処理します。端末機でパソコンに表示・記録・保存管理しています。
製品として出来上がった牛乳は消費期限の7日間、毎週興部町のオホーツク農業科学研究センターで一般細菌と大腸菌検査をしています。チーズは65℃30分殺菌処理をしてから作っています。 その殺菌温度処理はタコグラフを使って、正しく行なわれている事を確認し保存管理しています。 *低温殺菌処理は良い菌は殺さず、悪い菌を殺す温度帯での殺菌処理です。原料乳の衛生レベルが一般に工場に出荷される牛乳よりも、すこぶる良くなければ工場で高温殺菌処理される衛生レベルに至らず乳等省令の基準に適合しない。
※乳等省令基準
飲用に供する牛乳は一般細菌(5万以下)、大腸菌(-)でなければならない。
すなわち消費期限内はこの基準をクリアしていなければならないのです。